top of page
検索

幼少期トラウマと自伝的記憶の想起困難に関する論文が出版されました

  • 2021年5月15日
  • 読了時間: 1分

本論文は、伝統的な精神神経内分泌学雑誌Psychoneuroendocrinologyに出版されました。

【概要】幼少期に受けたトラウマ経験が重篤なほど、1) 自伝的記憶において時空間知覚的な文脈情報が欠落しやすく、漠然とした意味内容として想起されやすいこと(自伝的記憶バイアス)、2) 鈍化した基礎コルチゾール分泌を示すこと、3) 海馬―内側前頭前皮質の安静時脳機能結合が減弱している一方、前頭前皮質と高次視覚野との機能結合が増強していること、 そして 4) 幼少期トラウマは、コルチゾールの低分泌と前頭前皮質―高次視覚野の機能結合を媒介して、こうした自伝的記憶の偏りに影響を及ぼしていたことが見出された。本研究は、幼少期トラウマ、コルチゾール、脳、そして自伝的記憶との関係について包括的な観点から世界で初めて検証したものである。

【著者】

Hakamata Y*, Mizukami S, Izawa S, Moriguchi Y, Hori H, Matsumoto N, Hanakawa T, Inoue Y, Tagaya H.

【URL】

 
 
 

最新記事

すべて表示
研究論文がPsychological Medicineに採択されました

記憶バイアス緩和アプローチに関するランダム化比較対照試験に関する研究成果(研究代表者・筆頭著者)が、 心理学と医学とを融合した学際的研究を扱う著名な国際学術誌 Psychological Medicine (5 year impact factor: 6.5, CiteScore 13.2, 医学(精神医学・精神健康)分野における上位4%) に採択されました。詳細は別途掲載予定です。

 
 
 
生命融合科学教育部・第3回 脳科学研究交流会にて基調講演を行いました

大学院生命融合科学教育部シンポジウム「第3回 富山大学 脳科学研究交流会」にて、「認知バイアスーその神経機序と臨床応用―無意識に生じる認知の癖は変えられるか―」と題して基調講演を行いました: https://www.ils.u-toyama.ac.jp/notices/%e7%ac%ac%ef%bc%93%e5%9b%9e-%e8%84%b3%e7%a7%91%e5%ad%a6%e7%a0%94%

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by 臨床心理・認知神経科学講座。Wix.com で作成されました。

bottom of page